FORGET ESSAYS叢書2アマルコルド─── 類推と建築
ディオゴ・セイシャス・ロペス 著 佐伯 達也 訳
「形態は表象に従う!」
フェリーニの映画が記憶を再構成し、現実と想像を織り交ぜながら新たな物語を紡ぎ出すように、 建築家は自身の記憶とイメージの集積を通じて建築を生み出していく。 ポルトガルの建築家ソウト・デ・モウラにとって、建築における類推とはたんなる形態的な参照や引用を超えて、 「精神的なノイフェルト」から引き出されたイメージを建築へと変換するプロセスである。 そこに建築家の責務と個人的な嗜好を両立する手法としての類推的思考の可能性が見出される。
表題作のほか、ディオゴ・ロペスと映画の関係、ミゲル・ゴメスの「歓びのメランコリー」、スイスにおけるロッシの類推的手法の独自の発展を追った、 訳者あとがき「記憶のモンタージュ」を収録。
著者略歴
ディオゴ・セイシャス・ロペスDiogo Seixas Lopes
1972年リスボン生まれ。1996年にリスボン大学建築学科卒業。 映画制作や批評活動を行った後、2006年にBarbas Lopes Arquitectosを共同設立。 2013年にスイス連邦工科大学チューリッヒ校にて博士号取得。 カナダのカールトン大学、ポルトガルのコインブラ大学にて客員教授を務めた。 代表作に「タリア劇場」(2012)、「FPM41」(2018)などがある。 著書に『メランコリーと建築:アルド・ロッシ』(2023)など。
訳者略歴
佐伯 達也Tatsuya Saeki
1989年愛知生まれ。FORGET BOOKS代表。 2018年に東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。 大学院在学中にルーヴェン大学シントルーカス・ブリュッセル校留学、Barbas Lopes Arquitectos(リスボン)勤務。 2024年までGensler and Associates(東京)勤務。2023年より東京都市大学非常勤講師。 共訳書として『メランコリーと建築:アルド・ロッシ』(2023)がある。
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